Happy Birthday my friend

彼女の誕生日を祝う花火が上がる!

今日はフィリピン人の友人の誕生日だ。とりとめのない話をしよう。

ここフィリピンでは、お誕生日の人が周囲の人にごちそうしたり、ふるまうことが多い。

誕生日だからと、彼女はロザリオをくれた。
木製の軽い球をつなぎ合わせた、黒塗りの数珠だ。
そこにチャームのように、小さなこれまた木製の黒塗りの十字架がついていてかわいい。

彼女がこれをくれたのは、わたしが先日、「あなたたちの文化を知りたいから、ミサに行きたい」と話しをしていたからだと思う。
彼女は毎週教会に通う、熱心なクリスチャンなので、わたしがそう言った時は大変喜び
なぜ自分たちは「十字を切る」のか、という話から何から、喜んで教えてくれた。

まだ祈祷してもらっていないロザリオは、
今はただのアクセサリーだと言った。


あなたは日本でブディストなの?と聞かれ
頭の中で自分は年間どれくらい仏教徒の行事をやっているかななんてぐるりと1周考えて、3秒後に
うん、ブディストだよ
と答えた。

そのわりには中国の寺院で中国の神にも祈ってきたと言うし、
コイツには信仰心がないのか、と引かれたかもしれない。
(先週中国の寺に行って、線香をたいて中国の神に祈ってきた。ちなみに願いを叶えてくれるかという問いの儀式に対して、神のこたえは「YES」だったので、いつかそのうち何かしらが叶うようだ。複数の神に祈ることができるのは、神を持たない無宗教人だからできるのかもしれない。でもわたしは心に神を持っている人たちの文化をリスペクトしていて、仏教もとても好きだ)

わたしも用意していたあみぐるみの花束を渡す

それから娘が選んだ筆記用具のセットを

彼女は喜びからか少し涙ぐんだけど、ロザリオの解説をよくわかってくれないわたしに
解説するのが大変で、涙は引っ込んだようだった。

自身の誕生日にも祈りをささげるのが習慣の彼女は、遠くの教会まで歩いたらしく、彼女の腕時計のヘルスアプリによれば、33000歩あるいたらしかった。よく歩いてへとへとの彼女は花束などをかかえて自宅に帰っていった。

花火は、旧正月の花火である。

我が家をふくめ、ここには中国資本のものが多く存在している。だからここカトリックの国でも、旧正月は派手に祝われる。

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