フィリピン人の友人とともに、小さなマーケットへお買い物。
ITパークの銀行で現金を引き出し、ジプニーに乗って向かう。
Lahug Market
彼らはCarbonで仕入れを行っているため、Carbonに直接出向いて野菜を買うよりは高い値段になってしまうが、それでも安い。わたしがLahug Marketが素敵だと思うのは、とても小さいMarketだから、歩かなくていいのになんでも揃うところ。
Carbon Marketはなんでも揃うが、広大なので。
Lahug Marketでは、野菜だけでなく肉や魚も豊富にある。近くには卵屋さんもあり、フルーツも買える。まさにすべてが凝縮されたマーケットで、わたしがはじめてここを訪れた時はとても感動した。
今日はフィリピン人の友人であり、主婦仲間とも呼べる彼女といっしょにうちの子供たちを連れマーケットで食材を買い集めた。今日はお魚をいっぱい買った。
これまでマーケットで魚はあまり買わなかった。なぜなら調理方法がよくわからないから。
でも主婦仲間の彼女と一緒だと、どんな料理にしようか相談できるので心強く、魚にも挑戦してみようと思えるのでありがたい。頼りにしている。そんな彼女が、
わたしのイージークッキングを教えてあげる。15分でできるわよ!と言ってくれたので
ではぜひ!ということで、わたしの家でふたりのクッキングタイムがはじまった。
彼女はたまに家に遊びに来てくれるので、子ども達も慣れたものである。ベッドルームでゲームをしたり各々好きなことをしながらランチができるのを待っていた。
一緒にクッキング♪
いいお友達ができて、本当に幸せ
なかなかこんなにゆっくりと喋れる時はない。
Actually…実はわたし、来月に日本に帰るんだ。
と、ずっとずっと言えなかったことをついに打ち明けた。
その瞬間、彼女の視線が、鍋からわたしの目すばやく移動する
信じられないようで、再確認される。それってどういうこと?って。
友人の目から次々に涙があふれる
彼女は泣きながら繰り返し言う
帰っちゃうんだ
帰っちゃうんだ
さみしくなる…
ああ…
わたしの気持ちはいつまでもここに居たいので
帰るなんて言いたくなかった
せっかくなかよくなれたのに、次にいつ会えるかわからないなんて。
でも言い出すきっかけができた
今日いっしょに料理できてよかった
Sacrifice for you
彼女は言う。
わたしが意に反して帰国するので。
そう、これはわたしだけの人生ではない。
子ども達の意思だ。ふたりの子どもが、ふたりとも帰るというのなら、わたしも帰らねば。
ただ、先日ネグロスで会話した起業家さんはこう言った
子どもの考えは移ろう。日によって変わる。だからある程度、小学生くらいのうちは、親の意思で決定してもいいのではないか。
子どもの考えは日によって移ろう。間違いない。昨日永遠にフィリピンに居たいと言っていたと思ったら、
次の日は日本に帰りたいと言う。そういうものだ。
そしてわたしは幼少の頃英語にあまり興味がなかったが、高校生くらいになると、ちいさいころから無理やりにでもわたしに英語をインプットしてほしかったと親に対して思ったものだ。だから、何が自分にとってよかったかは将来の子ども達が決めることで、譲歩しすぎもよろしくないと思うのが本音だ。
そして、またいつかここに来ると
わたしは涙がとまらない友人に、希望を語った。
また来る。
そう言ったら2度目がある。
そういう生き方をしてきた。だからきっとわたしはまたセブに来るだろうと思う。
たとえ次が別の島だとしても、必ず会いに。