とんでもねえ国だな。フィリピンって。
実は先日、道路にナンバープレートを落としましてね。
なくなったんです。ものの数分間の間に。
とんでもねえのはソコではなくて。消えたナンバープレートが結局どこにあったのかっていうお話。
落としたはずの場所をいくら探してもないから、
ああ、誰か持って行ってしまったのだ。と悲しんで、わたしのバイクの仮ナンバーの発行をすることになりました。
そしてついに今日、アホほどめんどくさい公的手続きをすべて終えて、やっと仮ナンバーをGETしてきたわけです。
この後オリジナルナンバープレートが返ってくることになるとはつゆ知らず、仮ナンバーをゲットした喜びに浸るわたし
公的手続きはめんどくさい
フィリピン人彼氏が手続きのほとんどをやってくれました。
以下ざっくり手続きの流れ(興味あれば)
- まずロビンソンのLTOで必要書類を聞く
- 市役所にロスト証明発行してもらいに行ったが市役所は仕事しなかった(ちっ)
- 結局市役所のすぐ目の前のLTOでロスト証明書を発行してもらい(ここならできた)
- ロビンソンモールのLTOに戻り、ロスト証明書と申請書のコピーを取り提出
(申請書はLTMS PORTALでオンライン発行する。160ペソをオンライン決済で支払うと発行が可能。PDFを印刷屋さんに送って印刷。ちなみに印刷屋はロビンソンLTOの同じフロア、4階にあります) - 仮ナンバー発行の証明書をもらったら、SMモールの仮ナンバー発行所へ。ここで終了。
ゴールとなる仮ナンバー発行所がまた、ナンバーを発行する店らしからぬ、ザ・プリントショップなのである。
アクリルキーホルダーとかステッカーとかが置いてあるちょっと入りにくい雰囲気の店だ。
まさかここで仮ナンバーが発行されるとは日本人は思わないであろう。
仮ナンバーのプリントは350ペソくらいだったかな。再発行にはこまごまとしたお金をいろんなところで払っている。
友人からの連絡
やっと仮ナンバープレートをゲット!!ナンバープレートを手に彼氏と肩を抱き合い
ついに手に入れたぜー!(手続き時間かかったうえにとてもめんどかった)と喜びを分かち合った。
のも、つかのま。
友人からの連絡で、とんでもないことが発覚。
それは、明日からはまたバイクに乗れるんだ…!とクタクタのウキウキしながら帰宅した1時間後のことでした。
は!?!?!?!?
なんと、この期に及んで
まさかの
まさかの
わたしのナンバープレートを拾った人物あらわる!!!!
彼氏とわたしはさすがにこれにはずっこけ。
もう今更いいって!!とすら思ってしまったのでした(笑)
とんでもねえ国Philippines
何がとんでもないって、
プレートを落としたら警察経由で戻ってくるんじゃあないんだ。
お友達経由で自分のもとへ帰ってくるなんて…!!!
とんでもねえ国だ。といろんな意味で驚愕する。
でも、とてもフィリピンらしいなあと妙に納得してしまうのである。
拾ったのはナンバープレート落下地点付近の店を警備していたガードマン。
わたしがナンバープレートをおっことした時、彼氏が落下地点付近で一生懸命聞き込み調査してくれていたが、
そういえばあの店(ジョリビー)にはたずねてなかったかも。それは最後の目撃情報があった場所から少し離れた店舗であった。
なんてことだ…。すべてのカギを握っていたのは、ジョリビーだったのか…。
友人から、ガードマンの勤務時間を聞いたので
あとは彼が勤務している時間中に彼をたずねるだけだ。
囚人のようにナンバープレートをかかげて記念撮影。彼がわたしのナンバープレートを拾い、保護してくれた人。
彼のおかげて大変な目にあったが笑、親切心をありがとう。お礼にマンゴーとコカ・コーラをあげました。
市役所でロスト証明とったのだが、日本で紛失物がもどってきた時みたいに
「やっぱりありましたわ!」って申請、した方がいいのかなあ…。ちょっとため息がでるのでした。
もう何もしたくないね。
なんだかんだ人づてに物が返ってきたりと、やさしい国民性のフィリピン。
毎日誰かに助けられて、なんとか今日を生きている。
愛しき毎日に、オリジナルナンバープレートを添えて。
Have a Good Day..♪
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