フィリピンの友人と、勉強会と称して週に1回オンラインミーティングをしている。
そこで、英語で5分間のスピーチを行うので毎回テーマを決める。
今回のお題は、「趣味」。
趣味…かぁ。
それらしいものは沢山あるようでないようで、話すことに悩み、趣味ってそもそもなんだ?とふと考えてしまう。
そしてwiki先生で調べてみた。
趣味(しゅみ)は、以下の3つの意味を持つ。
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい / わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。→#美学用語の「趣味」
人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。
Wikipedia
ちなみに英語圏では、「日本人が言うとこの趣味」と「ネイティブが言うHobby」はこれまた意味が違うらしいのでややこしい。フィリピンの友人がこのニュアンスを持っているかは定かではないが、以下がHobbyの前提条件だ。
英語のネイティブ・スピーカーの感覚では、”hobby”とは切手などのコレクションや園芸・美術などの活動を継続するような「向上心をもちながら、ひとりで長期にわたって打ち込んできた活動」というニュアンスがあり、自分が好きで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄として日本人が「趣味」としてあげる「読書」「映画鑑賞」「スポーツ」などは”hobby”に含まれない[1]。
Wikipedia
向上心を持ちながら打ち込むことに、読書もスポーツも入らないのか。
その調子だときっと映画鑑賞もYouTube鑑賞も趣味ではないのだろう(笑)
向上心が伴わないから、ドライブもツーリングもきっと趣味じゃない。
じゃあわたしの趣味って一体なんだろう。
とはたと立ち止まってしまう。
以前は「これぞネタになる趣味」みたいなものが確かにあった。
馬術だったり、ハープの演奏だったり、そういうことを言うと
「えぇっ馬に乗るんですか?」なんて話題になるから得意げに持ち出したものだ。
でも別のことに手をやいているうちに、いつのまにか継続して続けているとは言えないくらい
遠い過去になってしまって、それらを趣味とすることがはばかられて、話題にすることすらなくなった。
これはわたしの勝手な考えだが、趣味というものは、マネタイズとは別物な気がしていた。
お金にならなくたって大好きなものが趣味だと。
でも英語圏(どこの英語圏だよ)の価値観から見れば、ひとりきりで向上心を持って長期にわたって打ち込んできたものは、結果的に収入を産んでもいいのではないかと思う。
色んな「趣味っぽいもの」を削ぎ落されて、自分の趣味と言えそうなものはもはやイラストと歌しかなくなった。
我ながら、ベタな趣味でスピーチネタにはもってこいだよなと思う。
もっと、人に話した時に「なんだそれ!?」みたいなリアクションを引き出す、ニッチな趣味が自分にあればいいのにと思ったりする。
ほじくり返せばいろいろあるんだろうけど。
もうわたしのことはいいや。
さて、「趣味」と「Hobby」の条件をかいくぐって残った、
あなたの趣味は、なんですか?

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